2012/03/28

Allah Hoo -[gramali]






















3/24・25に代々木公園野外広場で開催された
「Pakistan Bazaar」にトゥンバの弾き語りで出演した。
トゥンバはパンジャーブ州の古典3本弦楽器。
2003年にDhol(両面バチ打ち大太鼓)奏者に弟子入りした同じ時期に
その頃はまだ路上でパフォーマンスしていたSain Zahoorにも弟子入りし
伝授された曲「Allah Hoo 〜Auke pende」を歌った。


本来なら弟子として
まだまだ人前でパフォーマンスするような身分ではないが、
今回は歌の後半の日本語歌詞を友人 故・野上郁哉へ届けようという想いで
出演を承諾した。
野上郁哉はパンジャーブ語のこの曲に使われている聖者ブッレーシャーの
詩を日本語に訳した友人であり「旅の使い」だ。

あともう少しで演奏が終わるという時に
3本弦を支えている駒が倒れ音が鳴らなくなり演奏が終わってしまい
メンテナンス不足であったと反省している。
練習中から幾度となく同じ状態になっていたものの、
駒に溝を掘りこむことを怠っていたのだ。
Sain Zahoorに怒られるだろうなぁ(笑)。

師匠Sain Zahoorが聖者ブッレーシャーの遺した詩を
大切に歌い続けているように
弟子の私も遺された詩と遺された野上の言葉を大切に
歌い続けるよう精進したい。






無邪気なまま 
愛に酔いしれるなら
いつの間にか 
私は消えてしまうだろう

汚れなき 
貴方に出逢う旅路は
なんと遠くなんと険しい
路だろう

何も要らない 
そこに貴方が居るなら
ただそれだけで 
私は満たされるだろう

あるがままに 
愛を分ち合うなら
私の中に貴方は
微笑むだろう

きっとAllah Hoo
Uh
Allah Hoo
Uh
Allah Hoo

だから捨ててみせよ
与えてみせよ
預けてみせよ

手に在るもの
心に在るもの
何もかも

きっとAllah Hoo
Uh
Allah Hoo
Uh
Allah Hoo


(訳詩:野上郁哉 意訳編集:gramali)











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