2013/11/14

Nadishana -[Body percussion]















YouTubeよりNadishanaのパフォーマンスによる[Body percussion]サンプル。

Nadishanaはこれまでにも紹介してきたが、
シベリア出身の多楽器奏者、 作曲家、プロデューサー、
伝統音楽に多大なる影響を受け、実験的なオリジナルの楽器の創作、
また古代の楽器の復興から新しいデジタルサウンドシステムの作成に至る
様々なプロジェクトを立ち上げている。

この[Body percussion]は作品というより、
あくまでも実験的なサンプルであると思われる。
Nadishanaと共にユニット[Nadishana Trio]でも活動しているベース奏者であり、
プロデューサーのArmin MetzのプログラミングがNadishanaのパフォーマンスを
デジタルサウンド化している。マイクから収集された音がPlogue Biduleを通じて
周波数ごとに設定されたプログラミングによって様々な別の音に変換される。
Armin Metzはどの周波数をどのように設定し、処理するか、という
独自のアルゴリズムを[Sympla]と名付けた。

NadishanaとArmin Metzによる[Body percussion]は
二人の新たな音楽スタイル、サウンドスケープの探求において、
古代からの音の在り方を新しいデジタルサウンドシステムに表現しようする
試みの一つであるように感じられる。











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